チベット牧畜民の仕事展
2017年3月30日木曜日
企画展パネルその8 乳をしぼる
企画展パネルを再現する第8弾は乳しぼりの話です。乳しぼりも女性の仕事です。夏は朝と晩の二回しぼります。調査で訪れているお宅では、チベット服をきちんと着込み(普段は若い人はジーンズ姿です)、マスクをつけて、お湯で手をよく洗い、乳しぼりに臨みます。
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འོ་མ།
ミルク
乳しぼりは牧畜生活の根幹となる作業です。仔畜のためのミルクを横取りすることで、家畜を殺すことなく継続的に人間のための食料を得ることが可能になるのです。
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2017年3月29日水曜日
企画展パネルその7 燃料をつくる
企画展パネルを再現する第7弾はかまどで使う燃料の話。家畜の糞を加工した燃料に着目したパネルです。
映画
『ラサへの歩き方〜祈りの2400km』
では太い薪をふんだんに焚べている様子が印象的でしたが、あれは森林に囲まれた地域だからこそできること。森林のほとんどない牧畜地帯では、主な燃料は家畜の糞を加工したものになります。
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ཨོང་བ།
燃料用に乾燥させたヤクの糞
家畜の糞といえば、日本人なら畑に撒く肥料がまず思い浮かぶことでしょう。チベットの牧畜民にとっては糞といえばまずは燃料です。煮炊きをするにも暖をとるにも、家畜の糞は欠かせない焚き物となります。
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2017年3月28日火曜日
企画展パネルその6 煮炊きをする
企画展パネルを再現する第6弾は「煮炊きをする」かまどの話です。
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ཐབ་ཀ།
かまど
長くテント暮らしを続けてきた牧畜民にとって、暮らしの中心にはいつもかまどがありました。家族はあかあかと燃えるかまどのまわりに集まってお茶を飲み、食事をして、お経を読み、客人をもてなすのです。
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2017年3月27日月曜日
夏営地をジオラマで再現
今回の企画展ではパネルを使って説明するだけでなく、現地の様子をジオラマでも再現してみました。展示室で常時上映していた映像作品『チベット牧畜民の一日』と見比べるなどして、多くの方に楽しんでいただきました。
チベット牧畜研究チームが毎年お世話になっているご家族の夏の営地(キャンプ地)がモデルです。
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企画展パネルその5 テントで暮らす
企画展のパネルを再現するシリーズ第5回はテントです。伝統的な暮らしはここ十数年で大きく様変わりしています。牧畜民の人びとも、私たちと同じように快適な暮らしを追求しています。
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སྦྲ།
ヤク毛のテント
牧畜生活では、草を求めて季節に応じた移動が必要なため、人びとは移動性に優れたテントで暮らしてきました。かつてはヤクの毛から作った黒テント(ラ)が主流でした。
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2017年3月26日日曜日
企画展パネルその4 チーズをつくる
企画展のパネル再現シリーズ第4回、チーズのつくり方です。チベットのチーズはどんなものでしょうか?
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ཆུར་བ།
チーズ
たんぱく質は家畜の肉からも摂取できますが、屠畜の時期は限られており、いつでも肉を食べられる訳ではありません。たんぱく質のかたまりであるチーズは乾燥させることで長期間保存できる貴重な食料です。
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2017年3月25日土曜日
企画展パネルその3 バターをつくる
企画展のパネルを再現するシリーズの第3回。バターのつくり方です。
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མར།
バター
ミルクは完全栄養食品ですが、保存の難しい食品でもあります。人びとはミルクに様々な加工を施すことで、保存の効く乳製品をつくり、それによって安定した食生活を獲得してきました。中でもバターは、最も価値の高い乳製品として重視されてきました。
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